ジェンキンスさんが軍法会議出頭の覚悟をして曽我ひとみさん、娘さん、家族との生活を選んだこと。
人間の絆は誰にも引き裂くことは出来ないということを学びました。
ありがとうございました。
拉致被害者 曽我ひとみさんの夫 ジェンキンスさん死去 | NHKニュース https://t.co/xp6PMKHnIG— 木島伸一 (@sin_dragon1971) 2017年12月11日
朝から訃報が届きました。
ベトナム戦争時に北朝鮮に亡命して、日本の拉致被害者の曽我ひとみさんと結婚し、二人の娘を授かり、後に北朝鮮から日本に亡命した、あのチャールズ・ジェンキンスさん(77)がお亡くなりになりました。
長い北朝鮮での生活から過去の北朝鮮の状況を知る人物でもある。
晩年は、妻の曽我ひとみさんの故郷の佐渡島で、妻と二人の娘と暮らしていました。
北朝鮮の拉致家族に関連した人が年々、亡くなっていきます。
いまだに北朝鮮には多くの拉致被害者が生存しているといわれてますが、すでに高齢になっていることから、早期の解決を願いたいものです。
目次
ジェンキンスさんの死因は?
ジェンキンスさんの死因は公表されてません。
すでに77歳ということで、何があってもおかしくない年齢です。
曽我ひとみ 娘の現在
曽我ひとみさんの現在
チャールズ・ジェンキンスさんの妻で、日本人拉致被害者でもあった曽我ひとみさん(58)ですが、2002年に日本に帰国してから、故郷の佐渡島の擁護老人ホームで働いているとのこと。
二人の娘さんの現在の仕事は
[読売]曽我ひとみさん夫、C・ジェンキンスさん死去 https://t.co/BcyKqI6L3q 新潟県佐渡市在住で、北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさん(58)の夫、チャールズ・ジェンキンスさんが11日、亡くなった。77歳だった。佐渡市や支援団体の「曽我さん母娘を救う会」の関係者によると、同市内で… pic.twitter.com/E7GQvNidrZ
— 5newspaper (@_5newspaper) 2017年12月11日
長女のロベルタ・ミカ・ジェンキンスさんは佐渡島で保育士の仕事をされてるそうです。
次女のブリンダ・キャロル・ジェンキンスさんも」佐渡島で酒造会社に勤務ということです。
次女のブリンダ・キャロル・ジェンキンスさんは現在ご結婚されたそうです。
チャールズ・ジェンキンスさんの経歴
・1940年2月 ノースカロライナ州リッチスクエア市出身
・15歳よりノースカロライナ州軍に入隊
・1960年から1961年まで在韓米軍に派遣
在韓米軍に所属してる時に、ベトナム戦争への派遣の噂があり、当時多くの戦死者を出してた場所に派遣される重圧から、ジェンキンスさんはアルコール依存症になったそうだ。
大量にアルコールを摂取しながら夜間の偵察に向かい、そのまま北朝鮮軍に投降し身柄を確保された。
北朝鮮に身柄を確保された後は、金日成の言葉を朝鮮語で暗誦させられ、また頻繁に拷問を加えられたそうだ。
後に北朝鮮の英語教師になっている。
・1980年に日本人拉致被害者の曽我ひとみさんを政府に紹介されて結婚。
二人の娘を授かった。
・2002年、日朝首脳会談によって日本人拉致被害者の存在を北朝鮮政府が認めた。
曽我ひとみさんの夫であるジェンキンスさん存在も同時に明らかになった
一時帰国した曽我ひとみさんは、そのまま帰国せずに日本に残ることに。
ジェンキンスさんは、逃亡兵という立場から北朝鮮からの亡命を決めかねていたが、日本政府がアメリカ政府と交渉し、裁判での穏当な判決を取り付けたことから、ジェンキンスさんは二人の娘とともにインドネシア経由で日本へ。
ちなみにインドネシアには持病の治療ということで出国し、後に日本に2002年7月に入国。
・在日米軍のキャンプ座間に出頭。
・日本に入国後は90歳以上になる母親を見舞いに、一時米国に帰国。
・2008年に帰化し、佐渡島で土産物屋で仕事しながら余生を過ごした。
北朝鮮という国に逃亡していたことから、公に語れない多くの情報もあるでしょうね。
ジェンキンスさん以外にも3人の米軍の逃亡兵が確認されているそうだ。
すでに2人の逃亡兵は北朝鮮から脱出して国外へ出国してるとのこと。
しかし、北朝鮮の発表では「二人はすでに自然死している」と発表している。
もう1人の逃亡兵は北朝鮮へに忠誠を宣誓してるそうだ。
現在朝鮮半島は、いつ戦争が起こってもおかしくない状況です。
いまだに解決しない日本人の拉致被害者問題。
現在も北朝鮮で生存している日本人の早期帰国を望むばかりです。
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